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高知への旅

高知に行ってきました。
幕末めぐりをしましたが、移動にはレンタカーが必須です。

観光ルート
高知県の地図
市街を歩く
空港からバスに乗り、はりまや橋で下車。
そこから路面電車で乗り、升形電停で下車してすぐのところに坂本龍馬生誕地があります。
城下すぐの大通りに面した場所ですので、才谷屋がどれだけ太か家やったかわかります。
そこから一本南へ下り、西に進むと「龍馬の生まれたまち記念館」があります。
幼少期の龍馬と仲間、その当時の生活などがよくわかります。
まんじゅうやの近藤長次郎の家も近くでした。
才谷屋跡にある喫茶店です。直球勝負。
おしろです。
土佐藩の進む道が二転三転し、不要な犠牲を生んだお城が今も残り、平和な世の中を見下ろすとは皮肉なものです。
城内にたつ板垣退助像です。
「板垣死すとも自由は死せず」と言ったか言わなかったかはさておき、この思想は勝や龍馬の思想そのものです。多くの有能な人物が犠牲になった土佐藩の最後の代弁者でした。
武市瑞山(半平太)が切腹した場所です。
一藩尊王論を強行に主張し勢いを見せたが時勢に乗ることができず、三文字の切腹により36年生涯を閉じました。
一時はつかみかけた流れ。しかしトップは公武合体論。会社でもありそうな状況です。
自分のしたいことをするには、やはりえらくなる(上士)か、独立する(脱藩)しかないようです。

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桂浜へ
桂浜へやってきました。
市内からはバスで40分、タクシーで30分弱(3500円程度)かかります。移動を考えると、このあたりからレンタカーが必要です。
龍馬の像は真南ではなく、南東方向を向いています。一説には、室戸岬に建つ中岡慎太郎をみているとのことです。あとで確認にいきましょう。
丘の上に立つ高知県立坂本龍馬記念館です。
筆まめだった龍馬の手紙がたくさん展示してあり、小説や漫画で出てくる文章の全文を読むことができます。
上から太平洋を眺めました。すばらしいでは片付けられない景色です。
桂浜から車で20分、半平太の旧宅、墓にやってきました。
旧宅には現在坂本さんという方が住んでいます。
旧宅の右手には瑞山神社があり、武市瑞山の墓があります。
再び市内に戻り、薊野北町の岡田以蔵の墓に向かいます。
ヤマダ電機テックランド高知店の真裏にある電柱に、ひっそり案内が掲げられています。
けもの道のような山の中の細い道を奥まで進むと、以蔵さんの墓があります。殺人請負人として有名ですが、勝海舟を護衛したエピソードなど、本当は仲間のいうことを素直に聞く、やさしくまっすぐで不器用な人だったのかもしれません。

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安芸へ
高知市内から車で1時間ちょっと。安芸市までやってきました。
安芸駅手前から北上し、田んぼの真ん中の道を進むと岩崎弥太郎の生家があります。
三菱のえらいさんもたまに訪れるそうですが、さすがに手入れが行き届いています。
ついでに野良時計も見物です。ほんとに田んぼばかりの、The田園風景といった感じです。

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奈半利へ
国道を東進し、奈半利が近づいてきたところで鉄道のガードをくぐります。
ガード下にお寺があります。このお寺が二十三士の墓がある福田寺です。
寄り道をいれて、ここまで2時間半弱です。
投獄されていた武市瑞山の開放をもくろんでいた清岡道之助ら23人は挙兵するも失敗、阿波へ逃げたが身柄を土佐へ送り返されることとなりました。
彼らは取り調べを受けることなく、奈半利川のほとりで斬首されたのです。
この二十三士もまさに犠牲であり、清岡らも当然わかっていたと思います。しかし、何かをしなければという思いから、自分のことは省みず、自らを犠牲にして正義を得ようと行動したのです。
私も何かしなければ!
清岡道之助の旧邸です。山の中腹にあり、玄関からは太平洋を望むことができる、のどかな場所です。
なぜ、こんなところに住んでいる人が、時勢のため、命を捨てることになるのか全く不思議です。それだけ郷士のつながりは強かったのかもしれません。
清岡道之助の旧邸から、さらに山奥へ進んでいくと、中岡慎太郎の生まれ育った北川村になります。
中岡慎太郎館の前の像です。
中岡慎太郎館です。中岡慎太郎の幼少期から暗殺されるまでを詳しく順をおって紹介しています。
特に、中岡慎太郎の行動には興味を惹かれました。京都から薩摩まで、短期間の間に何往復もするのです。松尾芭蕉が忍者なら中岡慎太郎は忍者以上です。
中岡慎太郎の生家です。

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室戸へ
室戸岬に建つ中岡慎太郎像です。
おもいっきり南むいてたってました(笑)
安芸、奈半利と見てきましたので、出発から4時間以上たっています。
室戸岬からの太平洋です。岬はたいてい岩場です。
室戸スカイラインからの景色です。ほんとうに自然の偉大さを感じさせられます。
室戸岬灯台です。
道の駅からの景色です。

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